写真編集の実用ガイド
AirBrushで社員紹介写真10枚をそろえる:補正・確認・納品の手順
肌をなめらかにしすぎず、髪・眼鏡・輪郭を確認しながらプロフィール写真を仕上げる手順。書き出し後の確認と費用の考え方も紹介。
きれいに見せる前に、本人らしさを残す
仕事用のプロフィールや社員紹介ページでは、明るく見やすく、本人だと分かる写真が大切です。まず光の偏りや一時的な肌荒れを整え、輪郭の変更は慎重に考えましょう。小さな表示では目立たなくても、拡大すると肌の質感や歯、眼鏡に違和感が出ることがあります。
最初は、ピントが合った明るい写真を1枚選びます。大きな手ぶれ、白飛び、顔が極端に小さい写真は、補正を重ねるより撮り直した方がよい場合があります。
Web・モバイル・Studioを区別する
公式ヘルプではWeb、モバイル、Studioが別製品として案内されています。Magic Retouchの説明はStudio向けです。同じ機能や契約が他の版でも使えるとは限らないため、利用する版を先に確認してください。
10枚をまとめて納品するための手順
- 納品仕様を決める。縦横比、画像寸法、背景の雰囲気、頭上の余白をそろえます。社員IDでファイルを管理し、原本と承認済み画像を分けます。
- 先に3枚を選ぶ。眼鏡をかけた人、光が弱い写真、明るい基準写真を含めます。チーム内の肌の色も考慮し、1人だけを基準に全員を調整しないようにします。
- 3枚を補正して確認する。構図と明るさを整えてから、利用するAirBrushの版で軽く修飾します。設定を記録し、各写真をそれぞれの原本と比較します。統一感のために肌の色まで同じにする必要はありません。
- 残り7枚を仕上げる。承認済みの3枚を見本にしつつ、効果の強さは写真ごとに判断します。髪、眼鏡、歯、顔と首の色を等倍表示で確認し、要修正の写真は別フォルダに分けます。
- 一覧で最終確認する。承認済み10枚を掲載サイズで並べ、構図、目の高さ、明るさを確認します。氏名と社員IDも照合し、画像と承認表を納品します。未解決の写真を完成扱いにしないでください。
承認表は「社員ID・原本名・完成ファイル名・問題点・修正内容・承認」の6列で作れます。補正の不具合だけでなく、氏名の取り違えや画像の不足も見つけやすくなります。
完成と判断するためのチェックリスト
- 顎の形、目の形、表情が原本から変わっていない。
- 肌に自然な質感があり、顔と首の色がつながっている。
- 髪に明るい縁が出ていない。眼鏡や歯が変形していない。
- 実際の掲載サイズでも構図が整っている。
1つでも気になる点があれば、そのまま使わず修正します。境界の一部分だけなら手作業で直した方が早いこともあります。全体がぼけている場合は撮り直しを検討しましょう。
使えた写真1枚あたりで費用を考える
Web版の料金ページでは月額15.95米ドル、月80クレジットと案内されています。他の版や購入条件は異なる場合があります。
写真ごとに試行回数、消費クレジット、修正時間、採用できたかを記録し、実際の支払額を採用枚数で割ります。仮に15.95米ドルの月額費用で10枚採用できた場合、税金と作業時間を除いて1枚約1.60米ドルです。これは計算例で、実測の成功率ではありません。年間契約の前に少数の写真で確かめましょう。
アップロード前に写真の扱いを確認する
プライバシーポリシーには、クラウド編集で写真とEXIF情報を受け取る旨が記載されています。編集の許可がある写真を使い、必要に応じて位置情報を除きます。顧客の非公開写真は利用条件を確認してから扱いましょう。デスクトップ版というだけでオフライン処理とは判断できません。
整えたのに、本人らしく見えないときは?
補正を弱めるか外し、掲載時の大きさでもう一度比較します。本人から具体的な希望がない限り、そばかす、固有の特徴、元の表情は残しましょう。プロフィール写真では、変化の大きさより自然に本人を伝えられることが大切です。